2012年8月29日水曜日

無免許

むず痒いはずの世界が、
ほんの一瞬乾いて見える
不安に胸を踊らせる
ワルツ、処女、パーキング
想像して、書く
ドライブの詩を
俺は無免許 免れる何者も持たない

背中合わせに女と眠る
こんなにも重い
シーツはゴムか
どこが隅なのかわからないくらい
部屋は上下に伸び続けている
「一体、私はどこを掃除すればいいっていうの?」

「ね、よ、ほら」
尋ね始める声も持たない
免れる何者も
そして誰をも

空いてるドアはいつも開いてる
はやく、おいでよ

失礼しますよ
って

0 件のコメント:

コメントを投稿