2014年9月8日月曜日

だからその時計は
ずっと壊れたままにしておくわ
笑った筈の言葉と言葉は
もう聴こえないけれど
たまに真似をするきみの口ぐせ

時の流れがひとつだったら
それはとてもさみしくて
とまったままの小川がひとつ
きみと座った場所があるのに

思い出すだけの形ならば
生きてる意味はありますか
今のすべてを懸けてでも
生きたい過去があるのなら

だからその時計は
ずっと壊れたままにしておくわ
悔いなく後悔していくために
かつて裂かれた小川の音を
聴いている今を愛するために
たまに真似をするきみの口ぐせ

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